自分の意見を言うことの大切さと難しさ 「人それぞれだと思う」はNG

自分の意見を言うことの大切さと難しさ
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自分の意見を伝えるのって中々難しい気がしませんか?
私の場合は良いことを言おうとすると、逆に変な意見になります。良く思われたくて「何て言ってほしいのか」と気を使い、自分の意見じゃなくなることも。

ぱぴこ

他人の反応を気にし過ぎると、つまらないことしか言えない…。

もくじ

「人それぞれだ」はダメ?

この記事を書くことにしたキッカケは、ちきりんさんの本から。5年前の本でちょっと古いですが「自分メディア」の部分に興味を持って読んでみました。
前半は彼女が有名になるまでの過程や考え方、後半はベストエントリー集。

エントリー集の中に印象に残った話があったので、一部を引用・要約します。

「Aとも言えるがBとも言える」とか言う人の役立たなさ

私(ちきりん)の発信に対して寄せられる反対意見の中で、一番つまらないのは「そういう場合もあるけど、違う場合もある」「人それぞれだと思う」などの反応。

「Aとも言えるがBとも言える」なんて何も考えてない人が言う言葉。自分の意見を持とうと思えば、しっかりと考える必要がある。

(本文要約)

著者は当初から「自分の考えを知ってほしい」という軸があって、それを発信しています。名前だけは知ってたけど、私と同じ「はてなブログ」で書いてると知りちょっと親近感。

言ってること、おっしゃるとおりです…。まあ、そうなんですけどね。意見を言い切るのって中々難しい。

意見をストレートに言い過ぎて失敗した過去

自分の意見を言って失敗

私が意見を伝えるのが難しいと感じてるのは経験による所が大きいです。
昔、自分の意見を言いまくってました。もうそれはそれはストレートに。

その結果、中学生のときクラス全員から無視されたり、職場で気まずくなった過去があります。

クラス全員から1年間孤立した

中1のとき、HRの時間にクラスの人気者と反対の意見を言いました。
先生は「いろんな意見が出て良いですね」と言ったか言わないかは忘れましたが、後にそれがきっかけでクラス全員から無視される事件に発展。

4月の出来事だったので、1年間私は孤立しました。
それなのに年間7日くらいしか休まず、ほぼ毎日学校に行った私のメンタルの強さよ!すごいね13歳の私(笑)
たぶんこの時期は人生で一番強かったです。今は弱々。

上司と気まずくなった

派遣で働いてた時期に上司っぽい人と気まずくなりました。
客から「ホームページの情報間違ってる」とクレームが来てるのに、彼女は誰が間違えたのかと犯人探しを始めたので、「先に対応した方が良いんじゃないですか」って言っちゃったんですよね。

言ったことは間違ってないと思います。でも正論がベストとは限らない。
私の意見が気に入らなかったようで、それまでのフレンドリーな態度が激変しました。もしかしたら派遣のくせになんて思われてたかも。

意見の対立ができない

私の過去の例から分かることは、1個のことに関しての意見が違うだけなのに、丸ごと人との対立になってしまったことです。
だから「Aとも言えるけどBとも言える」って、守りに入りがちなんですよね。

あとは、ちょっとしたことだけど、友だちと遊んでて「お昼に何食べる?」ってなって、本当はカレーが食べたいと思ってるのに、他のみんながパスタが良いって言い出したら「じゃあ私も」ってなる。
良い友人関係なら交代で希望のものになるけど、相手によっては・・・(また今日もパスタ!?)
そんなのとは縁切ってしまえ!

他人の反応を気にしすぎるのは良くない

私のような小市民では中々はっきりとした意見を言いにくいです。過去に失敗したし、ネットで炎上するかもしれないし。
「炎上マーケティング」なんてのもありますが、私は共感系で行きたいです。

『ちびまる子ちゃん』も『ドラえもん』も炎上を恐れてる?

炎上を恐れてるは言い過ぎかもですが、テレビ番組でも世間の声をかなり意識してると思われます。例として『ちびまる子ちゃん』と『ドラえもん』に出てくるキャラクターが、以前より丸くなったと感じています。

ちびまる子ちゃんに出てくる永沢くんは、ちょっとブラックで性格悪いキャラとして有名ですが、初期の頃はもっと毒舌で、とがってて(頭じゃないですよ)嫌なやつ!感が強かった。

友だちの藤木くんに対しても、それはひどくて「ホントに友だちなの?」って思うこともしばしば。それが彼の個性なんだけど、久々に見たらずいぶん丸くなっちゃってました。
これホントに永沢くん?魅力半減です。

関連記事⇒ さくらももこのエッセイが好き、久々に読みたい本『たいのおかしら』『憧れのまほうつかい』『ひとりずもう』

ジャイアンおまえもか

ドラえもんでいうと、あの凶暴なジャイアンでさえ丸くなってます。
昔はのび太は殴られてメガネ割れてました。「そこにのび太がいるから」みたいな理由で、のび太をいじめてたジャイアンが!

もちろん意味もなく殴るなんて、子どもに悪影響という意見があったのかもしれませんが、ジャイアンがのび太をいじめるのはドラえもんの世界では必要悪で、彼が優しかったら成り立たないです。ドラえもんの仕事なくなります。22世紀に帰っちゃうよ。

そういえば、しずかちゃんもお風呂に入る頻度が減った気がする。
毎週見てるわけじゃないので、私が見てない時に入ってるかもだけど。しずかちゃんからお風呂とったら何が残る?

このままではワカメちゃんも、パンツが見えないスカートを履く日が来るかもしれませんね。(例えが全部アニメですみません笑)

確かに時代に合わせるのも大切かもしれないけど、黒のものを白にするような事になりつつあります。需要と供給はあるにしても、反応を気にしすぎると、やっぱりつまらないですね。

▼ドラえもん好きな人は良ければこちらも。

自分の考えを書いてみた

自分の意見をブログで書く
「意見」を言う、言い換えると「自分の考えを伝える」。
もちろん、ブログなので自分の考えはこれまでも書いてきたつもりです。

でも、何となく万人受けする記事というか、ちきりん氏の言い方を借りれば「Aとも言えるけどBとも言える」的な話が多めだったかな。
だって、共感系を目指してますからね。

『ちびまる子ちゃん』や『ドラえもん』でさえ、世間の反応を気にしてるんだから(※個人の意見です)、私みたいな弱小ブログは気にして当たり前ですよ。

そんな中でつい最近、実家に帰りたくないなら無理しなくて良いと思うという記事を書きました。年に1回や2回は実家に帰る人が多数だと思われますので、若干ビビりながら「公開する」ボタンを押した気がします。

もちろん、私は自分と旦那の両親を大切に思っています
でも、そんなに頻繁に帰らなくて良いんじゃないの?自分の生活優先しても良いんじゃないのってことで書きました。読む人によっては不快に感じるかもしれませんが、自分の考えです。

そうは言っても、ちょっと強かったかなと気にして、翌日「リラックマ」の記事を投稿したりする、ヘタレでもあったり(笑)

意見と批判

冒頭のちきりんさんの本の中で、Aだという意見に対してBだと言える人は考えてるけど、Aじゃないと否定するだけの人は意見を言ってるわけではない。とありました。
つまり「意見」と「批判」「誹謗中傷」は違うと言ってます。

人気のある人やモノなどに対して何か意見を言うと、アンチ扱いされます。
「おもしろくない」とだけ言うのは「否定」だけど、建設的な意見ならOKかな。
私はそういうのは、言わないようにしてます。わざわざ言う必要ないので。

ちょっとずつ自分の意見を言ってこう

本当は書評のつもりだったんですが、気づいたら『ちびまる子ちゃん』と『ドラえもん』が出てきちゃった、怖いわ〜。レポートだったら絶対再提出ですが、個人ブログなので許してください笑

昔の方がちゃんと意見を言えてた気がします。大人になると、よく見られたいから計算も入ったりして、他人の反応を気にしすぎて、相手を傷つけないようにってのもあって「こういう意見もあるし、そういう意見もあるよね」ってまとめちゃいますね。
確かに、つまらないですね、何も考えてないと言われても仕方ないです。

私が小学校のときに書いた作文もそんな感じでした。
たしか『おかあさんの木』って話かな?「主人公の息子は戦争で死んだかもしれないし、どこかで生きてるかもしれない」って感想文を書いたことを、なぜか今でもハッキリと覚えてます。(しかもその前は全部あらすじ)

小学生が書いたとはいえ、そんな作文見せられて先生もびっくりでしょう!生きてるか死んでるかって、そりゃどっちかだよ!って思ったんじゃないかな。

実生活では難しいこともあるだろうけど、自分の考えをちゃんと伝える機会を増やしていくつもりです。ブログでは共感系+αでいきますので、よろしくお願いします。

自分の意見を言うことの大切さと難しさ

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