絵が苦手な人ほど試してほしい!エリック・カールの技法で絵を作る【実践編】

エリック・カールの技法で絵を作る
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以前、「エリック・カールの切り絵技法で絵を作る」というワークショップに参加しまして、そのことをブログに書きました。とても楽しかったので、今回はその続きの【実践編】として、自宅で素材をイチから用意して作ってみました。

ぱぴこ

絵を描くのが得意じゃない人でも楽しめますので、夏休みの工作や、大人の方もぜひ作ってみてください。というか大人の方が向いてるかも。

もくじ

用意するもの

作るのに必要な材料です。このあとの項目で補足説明します。

  • アクリル絵の具
  • トレーシングペーパー
  • パレット
  • 筆、スポンジなど
  • 台紙用の画用紙など
  • スティックのり
  • 柄のある紙など(なくてもOK)

トレーシングペーパーはA4でも良いですが、大きめの作品も作ることを想定して、A3くらいが使いやすいです。ワークショップでもA3をオススメしていました。

アクリル絵の具はすぐ乾く、水加減に注意

アクリル絵の具は、100円ショップにも売ってます。

アクリル絵の具はすぐ乾いて使いやすいのですが、それがデメリットにもなります。
パレットで固まると片付けがめんどくさいので、紙パレットや卵のケースを使うと処理が楽です。紙パレットじゃなくて、牛乳パックとか使うのもアリかも。

ぱぴこ

注意点としてアクリル絵の具を使った筆はすぐ水につけといてください。固まります。

また、慣れるまで水加減がちょっと難しいです。スポイトで数滴ずつ足していくことをオススメします。私もまだ苦手です。

エリック・カール技法で絵を作る 紙パレットとたまごのケース

筆以外にも使える日用品

筆も100円ショップにあるかもしれませんが、他の物でも代用できます。
例えば、スポンジや歯ブラシなど。

エリック・カール技法で絵を作る 歯ブラシで線を描く

歯ブラシは意外と使えます!筆では難しそうな面白い線が描けます。水をやや多めにして、勢いよく描けば真っ直ぐな線も引きやすいです。
ちなみに使用済みだと何となくイヤなので、100円ショップで購入した未使用の使ってます。って余計な情報ですね(笑)

▼プチプチ(エアーキャップ)
エリック・カール技法で絵を作る プチプチでお絵かき

プチプチに絵の具を塗って、トレーシングペーパーにスタンプのように押せば、かわいいドットが作れます。一色じゃなくて複数の色でもおもしろい。

▼ティッシュを使う
ティッシュで間接的に絵の具をつける

ティッシュに絵の具をつけて、それを押し付けると、直接筆で塗るのと違った淡い感じになります。手の平で押し付けても良いし、ローラーみたいなのでコロコロしても。水が少ないとティッシュが紙に残ります。

▼トイレットペーパーの芯を使う
トイレットペーパーの芯で丸を描く

トイレットペーパーの芯に絵の具を塗って、スタンプのように押せば、きれいな丸が描けます。

▼芯の中に筆を入れて、色塗るというやり方もアリ。
トイレットペーパーの芯に筆を入れて丸く塗る

他にも使えるものがあると思うので、いろいろ試してみてくださいね。
もちろん、普通に筆で塗ってもOKです。

素材が完成したので制作開始

ということで、いろいろやって、トレーシングペーパーに絵の具を塗ったものができました。個人でやったので、あまり多くはできませんでした。

エリック・カール技法で絵を作る トレーシングペーパーに絵の具を塗ったもの

歯ブラシとプチプチを多用しました(笑)あとは水分やや多めにして、紙を縦にしてわざと絵の具を下に垂らすみたいなのとか、指で直接塗ったりもしてみました。

ちょっと一枚一枚がごちゃっとしてしまいました。
もっとシンプルに色違いのボーダーとか、ドットだけとかの方が絵は作りやすいかも知れません。
写真では分かりにくいですが、一応半透明にはなってます。
でも、もっと半透明を活かしたほうが良かったかな…。ちょっと塗りすぎたかも?

でも、一番はあまり考えすぎずに、絵の具で遊ぶみたいな感覚でやってみたら楽しいと思います。
この段階で、こういう絵を作ろうとかは考えない方が良いんでしょうね。考えすぎると楽しくないです。

スティックのりで貼る

制作したペーパーを使って、どのような絵を作るか考えます。紙の大きさは自由で。
小さい方が作りやすいかもしれません。

エリック・カール技法で絵を作る 切り絵、スティックのりで貼る

今回はスティックのりよりも粘着力の弱いテープのりも一緒に使いました。
とりあえず置いて、どこに貼るか様子をみたい時など、あとではがしやすいので便利です。

ちなみにこのピンクっぽいレースのやつは、100円ショップで買ったレースペーパーにピンクの絵の具を薄く塗ったものです。全部均一に塗るんじゃなくて、グラデーションみたいにすると使い分けができます。

トレーシングペーパーに描いたもの以外に、こういう市販の素材も使うと幅が広がるのでオススメです。100円ショップはいろいろ使えそうなものがあるので、探してみてください!

絵が完成

夢中になりすぎて途中経過を撮り忘れました…。まあ、あまり見せられると、それに引っ張られると思うので。

エリック・カール技法で絵を作る 作品 コラージュ風

壁に貼ったのを撮影したので、まっすぐじゃないですね、すみません。
雰囲気が伝わればいいかと。

補足すると、自分で作ったトレーシングペーパー以外に、先程のレースペーパー、色画用紙、柄のついた紙、瓶を買った時についてくる梱包材も使いました。リスは印刷物を切り取ったものです。

私はやりませんでしたが、紙を貼るだけじゃなく、自分で線や色を描き足しても良いです。丸、三角、四角だけで絵を作るのもおもしろいかも!

▼旦那の作品です
エリック・カール技法で絵を作る 旦那の作品

最初は「そういうのめんどくさい」と言ってましたが、作り出すと真剣にやってました。無理矢理作らせたわけではありませんよ〜笑

なぜか二人とも縦ですね。こっちの方が正統派の切り絵っぽい。私のはちょっとコラージュよりかもしれません。力強い感じ、何も考えてないと言ってましたが花かな?

いろいろ組み合わせるのが楽しい

トレーシングペーパーに絵の具を塗る時、ちょっとフニャッとしますけど、乾くとまっすぐになります。アクリル絵の具は水加減がちょっとコツがいります。習うより慣れろという感じでやってみてください。

思い通りに塗れなくても、意外と絵を作る時に使えたりするので最後まで捨てずに持ってたほうが良いかもです。

失敗とか、上手い、下手ってのは無いし、自由に楽しんで作ってみてくださいね。

エリック・カールの技法で絵を作る

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