エリック・カールの技法(切り絵)で絵を作るワークショップに参加しました

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『はらぺこあおむし』で有名な絵本作家エリック・カールさんの技法(切り絵)で絵を作るワークショップに参加してきました。

もくじ

エリック・カールさんと切り絵の技法

子どもの頃に一回ぐらいは見たことあるんじゃないかと思いますが、一応ご紹介。
この絵本の作者です。 

怒られるかもだけど、エリック・カールとレオ・レオニをたまに間違える…。
レオ・レオニはスイミーとかフレデリックの人ですね。

切り絵技法とは?

エリック・カールスペシャルサイトの「エリック・カールの創作のひみつ」で、彼の使ってる技法が紹介されてました。

半透明の紙に絵の具で色を塗って色紙を作り、それを切り貼りして絵を作る技法で、細かい線などは描き加えているようです。

彼の絵は独特だなと思ってましたが、そんな風に作っていたとは知りませんでした。中々手間がかかってますね。

切り絵技法のワークショップ

ワークショップは2時間しかないので、自分で色を塗る作業は省略です。
薄紙=トレーシングペーパーにアクリル絵の具で色を塗ったもの、柄付きの折り紙、色画用紙などが用意されていました。
ちなみにトレーシングペーパーは、トレースするときなどに使う半透明の紙です。

トレーシングペーパーに絵の具を塗ったもの、柄付きの紙

用意されている紙の中から、気になったものを選ぶ。
私は気づいたらボーダードットのようなものばかり手にとっていました。

その紙を切ったり、ちぎったりしながら、画用紙の上に置いて絵をどう作るか考えます。
つくることを楽しもう
制作に入る前に先生が参考作品をいくつか見せてくれます。
こんなに良い感じにできないなと不安に思っていたら、「画用紙と対話して、頭で考えすぎずに楽しんでイメージを膨らませてください」みたいな話をしてくれました。
先生の言葉で元気づけられたので、いい意味で適当に作ろうっと!

下書き禁止

禁止というと言い過ぎかもですが、鉛筆などで下書きしないでハサミなどで直接切ってくださいということでした。
下書きしたら考えすぎるからかも。
使用する「のり」に注意
水分の多い液体のりだと、紙がぶよぶよしちゃうのでスティックのりか紙用ボンドが良いようです。

切り絵作品の完成

エリック・カール技法の切り絵で作った絵 色のある猫に憧れてる黒ねこの旅
色のあるねこに憧れてる黒ねこの旅

誰かが切った後の紙を使ったり、手でちぎったり。
黒ねこはハサミで適当に切りましたが、その割にはうまく行った気がします。
描き足すのもありだけど、時間がないので切り貼りだけで終了。

タイトルを付けましょうということで、「色のあるねこに憧れてる黒ねこの旅」としました。後づけです。

最後に先生のプチ講評がありまして、一人ひとりお言葉をいただきました。

私のは「物語性があるとか、右の方のが風に見えるし流れがあっていい」など言ってもらいました。まだなんか良いこと言ってくれたけど忘れた…。

 参加者全員の作品
エリック・カール技法で作る切り絵講座 参加者みんなの絵

私を入れて4人の参加者がいましたが、個性的なメンバーで楽しくおしゃべりしながら制作できました。

絵本制作経験のある人もいて、みなさんセンスが良いなぁと刺激されました。
同じような紙使っても全然違うのがおもしろいですね。

おわりに

考えすぎるなと言われても、やっぱり色々考えてしまい作業が遅れ、終了に近づいた頃に要領をつかみ、もう少しやりたかったって所で終わりました。

トレーシングペーパーにアクリル絵の具を塗ったものだけでも良いし、柄のある紙を使っても良いし、家でも簡単にできそうなので、またやってみる予定です。
(のりを使うので水性じゃない絵の具の方が良いらしい)

アクリル絵の具は百均でも売ってるので、お子さんがいる方は親子で一緒に遊ぶのも楽しそうですね。

とても充実した2時間を過ごせました。

自宅で素材を作るところからやってみた様子も書きました!
興味があればご覧ください。

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