タイトルのとおりなんですが最近、読書を楽しめています。読書メーターの記録とTwitterの読書垢(読書専用のアカウント)を作ったおかげ。あとは私のお気に入りの本も軽く紹介してます。
今までは月に2〜3冊読めば多い方だったけど、月に10冊行ってて自分的にはすごい変化でした。気づいたらと言いつつ8冊ぐらいで少し意識しないこともなかったりw
私の読書歴・本を楽しむには心の余裕が必要
自分で言うのも変かもしれないけど、多分人より感受性が強めというか影響を受けやすくて、そのぶん本の世界にも入り込みやすいのか、本が大好きな子どもだった。
小学生の時に友だちのお母さんに地元の図書館に連れてってもらってびっくり。学校の図書室より広い!本がたくさんある。
こまったさん、わかったさんシリーズが大好きだったけど、『モモ』もちょっと無理して読んだ。図書館の人に顔覚えられるくらい通ったし、とても良い思い出。
教室の本棚にはいつも『イワンのばか』が置いてあって男子が名前に反応して喜んでたなぁ。結局私は読んだのかは覚えてない。
中学生の時は夏休みの宿題で『マディソン郡の橋』って本の感想書いて、ほとんどあらすじで文字数埋めたけど、添削で「あなたにはまだ早い」と書かれたことは覚えてる。
あとは自分のおこづかいでおそらく初めて買った、漫画以外の本がさくらももこの『たいのおかしら』。ちびまる子ちゃんと違う大人の世界で、他の本ではおじいちゃんのこと嫌いな感じで少しショックだけど、でも面白かった。
中学か高校の頃に読んだ林真理子の『葡萄が目にしみる』を最近急に思い出した。
今で言うイケてない女子の話で、正直プールのシーンしか覚えてなくて、「林真理子 プール」とか変な検索したらヒットした。そうそう探してたのはこれよ!いい時代。また読みたいと思ってる。
なんて、スラスラ書けるのは中学生ぐらいまでで、それ以降はあまり思い出せない。
大人になってくるにつれて実用書や技術書みたいな本ばかり読んでる。この本読んで良かった〜みたいなのは、いつの間にかだんだん減ってきてしまった。絵本も好きだけどそれはまた少し違う感覚だし。
というわけでここ数年は生活が少し落ち着いたことも有り、また小説読みたいなと思い始めたのです。
で、読書記録は手帳に書いてたけど、専用の読書ノートに書くようになり、Twitterの読書垢作って、読書メーターも始めようということになり、ここからが話の本題です。前置き長い〜〜!
読書垢のTLを図書館のようにしたい
Twitterはもう長くやってまして、2021年6月時点でアカウントが5個あるので、もうこれ以上は増やさない!と決めていたけど、新たに「読書垢」を作っちゃいました。雑多なメインをこれ以上ごちゃつかせない方がいいかなぁと。
読書に興味ない人にとっては、”誰がどんな本読んだ” なんて話どうでもいいと思うので。(そんなこと言ったらTwitterの存在意義がアレですが…。)
読書のことだけツイートする
メイン垢では結構いろんなことつぶやいて雑多になってるので、新たに作る読書垢では読書(本)に関することだけと決めました。特に年齢も性別も明かさずに淡々と。
フォローする時も同じように読書がメインの人を選んでます。自分と本の好みが似てる人はもちろん、読書の幅が広がりそうなので、私が普段読まないミステリー好きな人もフォローしてます。
あとは読了ツイートする時にAmazonのリンクだけ貼るみたいなのはなるべく控えようと思ってます。本当に読んでるのかわからなくて邪道な気がするのでw 逆にこちらもそういう人を避けてます。
読みたい本が増えて困る
私にとっての読書垢のTLは、図書館かブックカフェのような存在で、それぞれ個人的に本読んでるのは一緒なんだけど、読み終わった後に「これ面白かったから読んでみてください」ってさりげなくオススメしてくれる場所。
自分と好みが合いそうな人をフォローしてるからか、売れてる本だからか「あ、またこの本紹介されてる」ってなります。そうするとやっぱり私も読んでみたい!ってなっちゃう。
図書館で検索してみると78人待ちだったりして…。待てないから読みたいと思ったら買います。本もタイミングが命な気がする。「読書手当」みたいなの欲しい!
(※TL=タイムライン。フォローした人たちのツイートが流れてくる所)
もし読書専用垢の方ご覧になっていましたらTwitterフォローお待ちしてます。@papico405_read
最初の1ヶ月に読んだ本と記録(読書メーター)
Twitterの読書垢と並行して「読書メーター」も利用してます。登録する前に読んだ本はとりあえずスルーで、新規で読んだものだけ記録。途中で読むのやめた本は感想書くのも失礼な気がして外してます。
1ヶ月というか正確には21日間。その割にはたくさん読んだなぁ。
ただ、「年間100冊読みます!」みたいな人になりたいわけじゃなくて、1冊も読まない月があっても当たり前だと思ってるので、数を目標にすることはしません。
速読は向いてないし本を読みたいから読んでるだけなので。と言いつつ読書垢の人たちの影響であれもこれ気になってるので、結果的に多くなりそうではあります。
私の場合はTwitterの役割として最近の本を広く知ること、他の人の読了ツイートでそんな本あったんだ!という発見を求めてます。読書メーターでは読みたい本と読んだ本の管理、まとめとして利用してます。
最近読んだ中でお気に入りの本を紹介
ここ最近は現実がガサついてるせいか、基本的に読後にほのぼのというか優しい気持ちになれる作品が好きです。10冊のうち特に良かった本を軽く紹介。
お探し物は図書室まで
本屋大賞2位の本ですが、図書館(室)がテーマの本は間違いない!と改めて気づきました。
ざっくり言うと人生にちょっと迷いを感じてる5人が、図書室の司書に本を選んでもらって、それをきっかけに行動して良い方向に動き出すストーリー。21歳から65歳までの人たちが出てくるけど、誰か自分と似た感じの人が一人はいるはず。
書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ
ってセリフあるんだけど、本読む人にとっては嬉しい言葉ですよね。司書の小町さんが他にも良いことたくさん言うんですよね。付箋貼りまくりでした!
2021年の本屋大賞1位になった『52ヘルツのクジラたち』は読了済みでしたが、こちらは発表後に買った本。
私がよく行く近所の書店では「うちの店はこちら推し(お探し物はの方)でした」みたいなポップがあって面白いなぁと思いました。1位と2位で全然タイプが違いますもんね。
私は結構ひねくれてるのか、◯◯賞を受賞した本をその直後に買うのはベタすぎて恥ずかしいという気持ちがあって、この本を手に取った時に丸くなったなぁとしみじみしてましたw
全然恥ずかしくないんですけどね。青山美智子さんの他の作品も読んでみたい♪
夜明けのすべて
PMSがひどい女子とパニック障害の男子のお話。お互いに相手の病気を治したいというか助けたいと思ってて、おせっかいを焼いたりする。登場人物が全員いい人過ぎてびっくり。
主人公2人の話してる感じが面白くて何回も笑いました。そして、読後は優しい気持ちになる。読んでる途中で「瀬尾まいこさん好き!」ってなってた。
私もPMS割と症状があってイライラしがちで、共感できました。
図書館の神様
主人公はバレーボール一筋に生きてきたけど、ある事件があって夢を諦めて、高校の講師として部員が1人しかいない文芸部の顧問になった。その部員の男の子との交流をテーマを書いたストーリー。
学校の図書室での話なのに、なぜ図書館なのかは少し気になるけども、個人的にはやはり好き。瀬尾まいこさん。しつこいようだけど図書室がテーマの本は間違いない!
私もこの文芸部に入りたいと何度思ったことか。いや、もう入ってたかもしれない?
大人は泣かないと思っていた
寺地はるなさんも好きな作家さんの一人です。以前Twitterで寺地さんの本の読了ツイートした時に「いいね」とRTして頂いて嬉しかったです。SNSのおかげで昔より距離が近づいてますよね。本を出すペースが早いみたいで、また新刊でるの?ってなりそう。ファンとしては嬉しい。
こちらは九州の田舎町、肘差村という架空の村で暮らしている時田翼という青年が主人公。
連作短編集でいろんな登場人物の目線でのストーリーがあります。狭い世界で男尊女卑のような男だから◯◯、女だから〇〇みたいな窮屈な価値観で生活している。しかし、最後は割とスッキリ爽やか。
読書後のアウトプット
「アウトプット」というと何となく胡散臭い雰囲気が漂う気がするんですが、読んで終わりよりも記録するのが自分のためになると読書術の本で見た気がするし、元々いろいろ書くの好きなので近年は”アウトプット”してます。
読書記録を書く用にこのセリフ良いなと思ったら、そのページに紙を挟んでます。図書館で借りた本の場合は付箋を貼れないので(のりがつく)、適当な紙をちぎって使ってます。買った本は付箋貼ります。
ページ数だけメモったりも。途中でいろいろやると話に入り込めないので最低限で。
読書メーターとTwitterはデジタルなので、アナログでも残したい!ってことで読書ノートにも書きます。3つも書くとめんどくさいような気もするけど意外と大丈夫そう。
前は手帳に書いてたんですが、今は専用のノートに書くようにしてます。「本よむEDiT」は表紙が布っぽい素材でお気に入り。やはり読書用のノートなんでテンプレがあって書きやすい。ページ番号とインデックスがついてなくて自分で書く必要がある点はマイナス。
使用例として中身をお見せしたいのですが、字が汚すぎるので今度きれいに書けたら公開します。
読書なんてただの趣味、コーヒーみたいな存在
中々出かけることが難しいときでも、本を読んでる間はあちこちに行ける。とてもいい趣味です。
たまに変なビジネスだか副業だかの人が、読書を特別な事のように言ってたりするけど、ただ本を読みたいから読むだけで、年間100冊読んでる人が偉いとかそんなことは全然ないはず。
もしかして面接か何かで「本を年間100冊読んでる私が来ましたよ」みたいにアピールできるのかもだけど。
「今月は◯冊読むのが目標!」というのも何か違うような?
目標にして読む時点で楽しめてないというか無理してる感じで違和感がある。
あと読書ってコーヒーと似てる気がする。
最初は背伸びしてブラックのコーヒーを飲んで。でも気づいたら毎日コーヒー何杯も飲んでる、中毒のように。
読書も最初は「読書してる自分、意識高い」と思ってたとしても、たぶん何冊も読んでたら普通に読書楽しい、もっといろんな本読みたい!ってなってくるんじゃないだろうか。実際コーヒーと読書って相性良いですもんね。
ということで私は読書が趣味。今後も気楽に本を読みます。読書垢をみてると読むペース速い人がいて「今月18冊読みました」とか毎日1冊読んでると言う強者がたくさんいますが、他人と比べるのも変だし、自分のタイミングで。
最近は毒親が出てくる話と、ほのぼのした終わり方の本が多かったので、もっと現実離れしたような違うスタイルの本も読んでみる予定。今後どんな本と出会えるか楽しみ。
読書と直接関係ないですがTwitter疲れの話。そのうち読書垢つかれたとか言っちゃってたりして…。