万年筆のインクって気づくとすぐ集まりますよね。
でも万年筆って使い切るまで1本に1つのインクしか使えないし…。ガラスペンは楽しいけど、手帳にささっと書きたい時には向いてないしってことで、気になってたからっぽペンを買ってみました。

からっぽペンとガラスペンで書いたときの比較もあります。ちゃんと自分で買ってお試ししてますよ〜
万年筆インクで自由にペンが作れる「からっぽペン」

「からっぽペン」という名の通り何も入ってません。自分で好きな万年筆用のインクを入れてペンを作ります。
私が買ったのはほそ芯、0.4mmなので細めのサインペンみたいな感じです。筆ペンのような「ほそふで芯」もあります。名前が似てるので買う時に注意ですね。
▼インクの入れ方の動画
動画見なくてもパッケージに説明書いてるのですが、動画だと更に分かりやすいです。
- 万年筆用のインク
- キッチンペーパーかティッシュ
- ピンセット
この動画ではピンセット使ってますが、私は素手でやっちゃいました。どうりで手が汚れるはずだw
手が汚れても良い人はピンセットがなくても一応大丈夫です…。
※私は5本セット買ったけど、1本でも売ってます。
からっぽペンにインクを入れる
5本しかないからどのインクにしようかなぁ、なんて迷います。とりあえずブルー系にしよう!

最近買った「銀河鉄道の夜」をからっぽペン第1号にしました。名前聞くだけでワクワクするインク。
芯を入れた瞬間にインクを吸って、面白がってたらあっという間に上まで来ちゃいます。8割程度吸い上げると説明にあったのに気づいたら10割行ってた💦
ある程度まで来たら引き上げるのが良さそうです。芯の半分以上インクが補充されてれば使えるとのこと。

インクの吸い込みが完了したら、インクをつけてたほうを上にして本体に芯をさして、尾栓を平らな所で押し込みます。そうするともう外れません。
からっぽペンは使い切りなのでインクなくなったら新しいのを買うスタイル。再利用ができないのがちょっと残念かも。
他のインクでもペン作ろう

1本目がブルー系だったので、今度は違う色。
浮世絵インクシリーズの北斎紅土を選びました。こちらも良い色なんです。写真撮ってるうちに、あっという間に上までインクが来ちゃう…。けど、すごく楽しいです。
色彩雫などいろんなインクが使える
からっぽペンのパッケージのところに【「ink-cafe私のカラーインク作り体験セット」「ink-cafeおうちで楽しむ私のカラーインク作り」で作成したインクを使用してください】って書いてて、一瞬え!!?ってなったんですが、私の手持ちのインクは普通に使えました。

- コトバのイロ「銀河鉄道の夜」
- 浮世絵インク「北斎紅土」
- HERBIN「イナゴマメレッド」
- 色彩雫/iroshizuku「竹炭」
何となく1本だけ残しちゃいました。ブルー系のインクばかり持ってるので、オレンジとか他の色のインク買ってから入れたいなと。
色見本ラベルがついてる
からっぽペンにインクを入れて完成したら、付属のラベルに色を塗っておけば便利です。ペン立てに入れる時など何色かすぐわかる!

不器用過ぎてはみだしちゃうし、手にインクがついたせいで汚くなってしまいましたが、色がわかるのは良いですね。
気持ち小さめに丸を塗るときれいに仕上がるかもです。ペンは5本セットだけど予備で6枚あるので1枚失敗しても大丈夫。
からっぽペンとガラスペンで書いたものとの比較
おまけというか、からっぽペンで書いたのとガラスペンで書いた感じでどう違うのか?気になったので比較を載せときますね。

- コトバのイロ「銀河鉄道の夜」
- HERBIN「イナゴマメレッド」
- 浮世絵インク「北斎紅土」
- 色彩雫/iroshizuku「竹炭」
の順番で上の段ががガラスペン、下がからっぽペンで書いたものです。
全体的にからっぽペンの方が薄くなるというか明るくなります。やはり直接インクにつけて書くのとは違いますよね。

個人的には銀河鉄道の夜はこっちの方が好きかもと思いました。ガラスペン持ってる人は両方試してみると面白いかも!
からっぽペン楽しい!インク沼が加速する
からっぽペン初めて買ってみましたが、5本じゃ足りないなぁ。
気になってるインクがまだまだあるので、新しいの買って片っ端から試したくなってしまう…。本当にインク沼が加速しそうなアイテムです。
万年筆やガラスペンよりも気軽に使えるし、インクの消費が増えますね〜これは。
ほそふで芯の方も楽しそう。手帳と相性よさげなのでどんどん使っていこうと思います。
万年筆のインクも使わないと劣化するみたいですし。からっぽペンはインク好きな人には絶対オススメです。というよりインクたくさん持ってる人こそ使うべき。
