「キテレツ大百科」というアニメを知ってるでしょうか?
藤子不二雄の代表作の1つで、もう20年以上前のアニメです。私は子どもの頃はこの「キテレツ大百科」は好きではありませんでした。
最近になって某動画サイトでやってて懐かしいと思って見始めたら、あれ?こんなに面白かったっけ?と思い、今ではこうしてブログの記事を書いちゃうぐらい好きになりました。特にコロ助がかわいいんですよね。
キテレツはドラえもんより地味だけど自分で頑張る
「キテレツ大百科」も「ドラえもん」と全く同じで、男の子3人+女の子1人+ロボットという構成です。
- ドラえもん → キテレツ?
- のび太 → コロ助?
- しずか → みよこ
- スネ夫 → トンガリ
- ジャイアン → ブタゴリラ
「ドラえもん」のポジションがコロ助なのかキテレツなのか、ハッキリしませんが、一応ロボットってことでコロ助?便利な道具を用意するという点ではキテレツなんですが、うーん難しい。
いや、ドラえもんの主役はドラえもんで、キテレツ大百科の主役はキテレツだから、ドラえもん⇒キテレツかな?
もしもドラえもんとキテレツが入れ替わったら、のび太とコロ助コンビになっちゃいますね。やばい!ジャイアンにいじめられまくり…。
ポケットからすぐ道具を出してくれる便利なドラえもんと違って、キテレツ君(木手英一)は先祖の残した「奇天烈大百科」を見ながら道具を手作りして、友だちの間で起こる様々な問題を解決します。
しかも、発明にかかる材料費は自分のおこづかいから出しています!
ときどき失敗もするし「キテレツの発明は役に立たない」なんて事も言われちゃいますが、発明が大好きなので気にしません。
お年玉とかも発明のために使う!コロ助の分もちょっと借りて…。
コロ助がかわいすぎる
私がキテレツ大百科を好きになった理由がコロ助の存在。
コロ助もキテレツが作った発明品(ロボット)で、失敗が多くトラブルを引き起こすので、のび太みたいな存在です。
感情表現豊かで、絵本を立ち読みしたりするところも可愛いですが、キテレツの助手なので手伝いをしたり、コロッケがあれば幸せ♡なところも可愛いです。
最初はケーキが好きだった気がするけど、序盤ですぐコロッケになってましたね。公の場では「木手コロ助」と名乗っていてます。ドラえもんは、野比ドラえもんとは言わないですよね。
コロ助は武士という設定なので刀を身に着けていますが、体が小さいので引きずらないように車輪がついてたり、そういうところも可愛らしい。
子どもの頃にあんなにウザいと思っていたコロ助のことを気に入って、しかも、あぶなくコロ助のぬいぐるみまで買うところでした。小さいのは持ってるけど。
▲ペンタブレットでコロ助を描きました。
一番右のはIllustratorで丸だけきれいにしたら形が単純だから、かなり近づいてしまいました。寄せすぎるとつまらないので3番めのが個人的に好きです。ペンタブはだいぶ前に買って放置してたので慣れるまで難しいです。
ブタゴリラはいじめっこから良いヤツに
キテレツ大百科では「ブタゴリラ」というあだ名の少年がジャイアンのポジションです。
でも彼は友だちのおもちゃを奪ったり、理由もなく殴るということはしません。八百屋という家業にも誇りを持っていて積極的に店を手伝うのにも関心。
初期はいじめっこだけど、中盤からは困ったときに頼りになる人気キャラになります。
キテレツは発明で忙しいと、時々悪気はなくコロ助に冷たい態度を取ってしまいますが、ブタゴリラはそんなときにコロ助の味方をしてくれる!!
中盤からブタゴリラが主役の回が5回に1回以上あったりします。キテレツの影がますます薄くなる…。
ブタゴリラが死んじゃう?みたいな話がありますけど、個人的にはが中々の感動回です。
みよちゃんがしっかり者、同級生を◯◯君と呼ぶ
みよちゃんは、しずかちゃんに比べると気が強く、自分の意見や要望をはっきり言える子です。他の同級生のことも◯◯くんと呼びます。
藤子不二雄アニメでは、なぜかヒロインが男子をさん付けで呼ぶのが多い気がします。
例えば「エスパー魔美」では高畑さんと呼んでたし、「チンプイ」では内木さんという男子がいます。
ドラえもんではしずかちゃんが「のび太さん、スネ夫さん」などと呼んでますよね。
みよちゃんは藤子不二雄アニメの中では珍しいパターンです。一般的には普通ですけどね。
子どもの頃はみよちゃんもコロ助と並んでウザいと思ってましたw
ごめんね!みよちゃん。
トンガリは別荘に連れてってくれる
トンガリという男の子が金持ちキャラです。スネ夫は別荘に行く時、のび太だけ連れていけないなんて意地悪い事をよく言いますが(そのおかげでドラえもんが活躍するんだけど)、トンガリは友だちを仲間外れにすることはなく別荘にも連れてってくれます。
ブタゴリラの言い間違いを訂正するのが彼の一番の役目です。ちなみに「トンガリ(尖)」は名字です。ママの名前は貴子。
ちなみにトンガリのパパもマザコンだったので、ママは新婚時代にかなり苦労したらしい。それなのに自分の息子…。
勉三さんという大学生の存在
木手家(キテレツの家)の隣には勉三さんという大学生がいます(しばらく浪人生だったけど6浪して合格)。
彼の存在も「キテレツ大百科」が好きな理由です。どうみても48歳ぐらいの見た目なのに、可愛い彼女もいて車まで持ってるリア充の青年です。
大学の友達もいるはずなのに小学5年生のキテレツたちとよく遊び、車であちこち連れて行ったりしてます。貧乏でいろんなバイトをしてるおかげでキテレツ達の問題が解決したり。
記憶ではずっと予備校生だった気がするけど、大学生になっててよかった。
「キテレツ大百科」の歌はクセが強い
ドラえもんの歌は、年代によるけど、あれってイメージが結構あると思います。
それに引き換え、キテレツ大百科はいろんな歌があるんですよ。
コロッケ作るやつとか、睡眠不足とか、はじめてのチュウとか割と有名?なのありますけど、、
私が一番大好きな歌はコロ助ROCKです。
コロ助のコスプレ姿?みたいなのも見られてかわいいです。
あと、昔のアニメだからか、前にエンディングテーマだった歌が、今度はオープニングになったり、歌の再利用みたいなのがあったりします。そこら辺のゆるさも好き。
「キテレツ大百科」は未来に行かないけど好き
キテレツ大百科はなんか現実的な感じというか、自分で道具を作っちゃうところが魅力です。未来には行かないという設定も良い。
キテレツの世界では、ブタゴリラがコロ助にいじわるした場合、自分から悪いと反省して謝ったりもします。何もなく終わることもありますが…。
宇宙にもいかないし、未来にも行かないし、悪いことしても懲らしめられるとは限らないので地味に感じてたんですが、大人になった今となってはそれが面白いと感じるし、安心して見てられます。
「キテレツ大百科」を見たい場合
「キテレツ大百科」を見たい場合、ツタヤディスカスとかそういうところで借りたりすれば見れると思います。
結構前にAmazonプライムビデオでやってたのでまた再開してくれないかなと期待してます。
近いうちに絶対見てほしい話も紹介したいと思っています。
個人的には最終回を見た後に、再度1話を見てほしい。1話の良さがよくわかります。