パウル・クレーの油彩転写で絵を描くワークショップに参加しました

パウル・クレーの油彩転写で絵を描く
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先日「パウル・クレーの油彩転写」を使ったワークショップに参加して来ましたので、備忘録代わりに記録します。

もくじ

パウル・クレーについて

パウル・クレーは色彩と線の魔術師なんて言われてる抽象画を描いてる画家ですね。作品見たら、あぁこの絵の人かってなる人が多い気がします。
色使いが特に独特で、真似したいけどこういう画風は中々難しい…。

油彩転写とは

油絵の具でカーボンを作り、その上からボールペンなどで描き、油絵の線を転写します。その上から水彩絵の具で着彩し二つの異なる画材からなるハーモニーを楽しみながら絵画表現を行います。
画材の性質を知り、異なる画材で表現する層で魅せる表現を学べます。

出典:秋葉原・御茶ノ水の「パウル・クレーの油彩転写」by 小川 千尋 | ストアカ

ワークショップの説明では、このようになっていました。油絵の具と水彩絵の具を使うとのこと。

ワークショップ手順

パウル・クレーの油彩転写ワークショップ 油と絵の具

ちゃんと写真撮れば良かった…。

用意するもの

黒い油絵の具、と入れ物、リンシードオイル(速乾油)、和紙と刷毛、画用紙などが用意されてました。

もちろん机が汚れないように新聞紙と、服も汚れるからエプロンも必須。

黒の油絵の具でカーボンを作る

パウル・クレーの油彩転写ワークショップ 絵の具に油を混ぜる

カーボンを作るために、まず黒の絵の具に速乾性のある油を混ぜました。
油の量が少なすぎると乾きが遅くなるし伸びないので、加減が難しいです。手も早速汚れました(笑)

▼和紙のつるつるした方に塗ります。
パウル・クレーの油彩転写 和紙に油絵の具を塗る

光ってるのが消えたらOK。乾くのを待つ間に下絵を描きます。

下絵を考える

クレーの画集を見せてもらったりして下絵を考えるのですが、どんなのにしたら良いか悩みます。模写でも良いとのことですが、逆にムズイ。

他の参加者の方たちは割とすぐ出来てて、余計に焦りました。

うーん、どうしようかな。と言いながら天井を見てたら、蛍光灯とかエアコン、いろんなコードがあったので、それをモチーフにすることに。薄くてすみません。

下絵を写す

カーボンが少し乾いたので、絵の具を塗った面に画用紙を載せて、ひっくり返します。
カーボンの裏側に下絵の紙が来る状態にして絵を移します。トレースするときと同じ感じですね。

この写真は画用紙に写し終わった様子です。手で擦れたりしたのも出てます。
この上に水彩で着彩していきます。12色の透明水彩絵の具を使いました。

パレットにとりあえず黒以外、全部出して水多めで溶いてました。絵の具量は小指の爪半分ぐらいだったかな?

絵が完成

何色使うかな〜と考えながらやって、何とか完成。
参考にしようと思ってクレーの絵をちらちら見ながら着彩してましたが、結局真似できず…。

パウル・クレーの油彩転写ワークショップ 完成

割と適当にやってしまったので、計画的に色決めるべきでした。全体的に淡い感じなので、鮮やかな部分が欲しかったかな。
というか定規で線引けばよかったかも?変化をつけるためドリッピング(絵の具を垂らす)っぽい感じのこともしました。

油彩転写のワークショップに参加した感想

結論言うと参加してよかったです。他の参加者の方たちも良さそうな人で、楽しい時間でした。
油絵の具を持っていないので、道具を揃えるのが面倒ですが、また家でもやってみたい!

最後に先生から講評があって、優しい先生でいろいろ良いこと言っていただきました。
何気に小学生の女の子(他の参加者)から「じょうずだね」と言われたのが一番嬉しかったりw
最近の子どもは気遣いがすごいなぁ。

今後もまたお絵かき系のワークショップに参加して見ようかなと思います。他の人の描いたものを見るのも刺激になるし。自分が知らなかった描き方を知れば、表現の幅が広がるはず。
自分で描いた絵を載せるのは中々勇気いりますが、このブログは成長記録なんで、また描いたもの公開していきます。

▼今回、参加したワークショップはこちらです。

パウル・クレーの油彩転写で絵を描く

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