papico's note

通信大学生で主婦。日常を楽しく過ごす方法を探していきます。

「カツ丼は出ないけどごめんね」取調室に呼ばれた日の話

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もう15年くらい前ですが、警察の取調室に入ったことがあります。
何かやらかした話ではありませんので、安心してください。


当時働いていた会社で、取引先の社員がうちの会社で買った商品を、質屋などに横流しする詐欺事件を起こしました。総額にすると数百万円。
私は事務職で、注文伝票を作っていたので、営業担当と共に警察に呼ばれることに。


最初はその営業の人と「テンション上がるな〜」なんて言いながら警察に向かっていたのですが、実際行ってみると怖い!!!


刑事の顔が怖いんですよ、やっぱり。
こっちは参考人で来てるのに、捜査一課だか二課だか三課か忘れたけど、その刑事たちに犯人でも見るような目で、すごいジロジロ見られながら「取調室」に入りました。人を見る仕事だから仕方ないんだろうけど。目力すごい。


部屋の中にはドラマで見たミラーのような窓があって、外から見られてるけど、こっちからは見えないってのも分かりました。え?今も見られてるのかな?なんて思ったり。部屋が狭くて圧迫感があったのも覚えてます。その時は3人だったから余計に。

カツ丼

コーヒーを出してくれたけど、すごい煮詰まっててマズかった。「ホントは取り調べの時はコーヒー出さないんだよ」って言われました。そりゃそうだよね。


刑事さんは、私が緊張してるのを察して「カツ丼は出てこないけどごめんね」とか「織田裕二みたいな刑事いなくて残念でしょ」なんて色々言って笑わせてくれました。うん、確かにイケメン刑事はいなさそうだった。


顔は怖いけど、刑事の気遣いで場が和んだおかげで取り調べが進みます。
何か気づいたこと無いか、おかしいと思ったことは?など根掘り葉掘り、似たようなことを聞かれました。
犯人がどんな感じの人なのかって話もしました。さっきまで緊張してたくせに急にベラベラ喋りまくる私をみて、営業の人が引いてた気がします。


取り調べの帰りに「あの刑事さん、笑い話してても目は絶対笑わないよね」って話しました。優しいとなめられますしね。貴重な体験をした者として、会社に戻った後はちょっとしたヒーローというか、人気者(?)でした。


1時間ぐらいで終わった記憶があるけど、また後日行くことに。
2回目は、全然緊張しませんでした。慣れってこわい。「今日はコーヒー煮詰まってないよ」と言ってたけど相変わらずマズイ。いや今日も煮詰まってますよ、刑事さん。
そして、同じような話をまた聞かれる。「この前言いましたよね」と言いたくなったけど我慢。


「何回も同じことを聞くのが刑事の仕事だ」って、なんかのドラマのセリフにありました(笑)同じ質問を繰り返すことで、いずれ矛盾が出てきたり、ホントの事話したりするんですってよ。



後日、逃走中だった元お客さんも捕まりました。
こんなこと言ったら失礼だけど、どこにでもいそうな普通の男性だったのにと、しばらくその話で持ちきりでした。確か結婚したばかりだった気がする。あの人は今どうしてるんでしょうか。やっぱり奥さんは離婚するかな?



ずいぶん時間が経ってるけど、やっぱり印象が強かったので、今もハッキリ覚えてます。もう体験したくないですけどね。

短めですが、このへんで。


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